2008年02月17日

「五分後の世界」

五分後の世界 (幻冬舎文庫)
村上 龍
幻冬舎 (1997/04)
売り上げランキング: 5621
おすすめ度の平均: 4.5
2 村上龍を読んでみた
5 日本人について改めて考える
2 熱しやすく、冷めやすい人々


こういう体験が味わえるから読書はやめられない。

作者である村上龍自らが最高傑作と評しただけのことはある作品だ。


あらすじはこんな感じ↓で、

あらすじ
箱根でジョギングをしていた小田桐はふと気が付いた時どこだか解らない場所を集団で行進していた。そこは5分のずれで現れた『もう一つの日本』だった。

『もう一つの日本』は地下に建設され人口はたった26万人に激減していたが、民族の誇りを失わず駐留している連合国軍を相手に第二次世界大戦終結後もゲリラ戦を繰り広げていた……。


現代日本のパラレルワールドを描いた作品だ。


とにかく全編にわたってすさまじい迫力で、村上龍のペンが冴え渡っている。

特に冒頭の行進シーンや執拗な戦闘シーンは読んでいて息苦しさを覚えるほどだ。

しかし、この作品で本当に注視すべき点はこういった表面的な描写ではなく、
裏に隠された強烈なメッセージだろう。


現代日本への痛烈な批判と読み取れるメッセージ性の強い作品である。

刺激が欲しい方は是非手にとって読んでみて欲しい。


投稿者 Fuguzoku Blog 管理人 : 固定リンク | コメント (0) | トラックバック(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク Save This Page to del.icio.us このエントリーをlivedoorクリップに追加 このエントリーをBuzzurlに追加このエントリーをBuzzurlに追加

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