2008年02月13日
■「チーム・バチスタの栄光」
これは文句なしに面白い!
ずいぶんと前に読了していたにも関わらず、相も変わらず忙しいふりをしていたら、
年も越して1ヶ月以上が経ってしまい、完全に本書をブログに取り上げる期を
逸した感があるのですが、ちょうど2月9日に映画が公開されたようなので、
勇気を持ってここぞとばかりにエントリーをあげてみました。
東城大学医学部付属病院はアメリカから心臓外科の権威、桐生恭一を招聘し心臓移植の代替医療であるバチスタ手術を専門に行うチーム、『チーム・バチスタ』を結成、『チーム・バチスタの奇跡』と呼ばれる程の驚異の成功を収めていた。しかし成功率100%だったチーム・バチスタが3例立て続けに謎の術中死に遭遇する。医療ミスか、単なる偶然か、それとも故意によるものか。
一般には馴染みの薄い医療現場という設定を敷きながらも、
読者をその設定にまどわせることなく、それどころか
医療現場という世界が置かれている現状や問題点について、
しっかり読者を啓蒙し、かつミステリーとしても十分機能させるという
離れ業をさらりと行ってしまっている作品である。
凄いのはこういった場面設定の読ませ方だけでなく、
生真面目な主人公と対照的な厚生労働省の破天荒役人という
キャラクターの読ませ方も秀逸である。
加えて上下巻一気に読み上げてしまうテンポの良さも特筆ものだ。
「このミステリーがすごい!」大賞受賞作というのも軽く頷ける作品。
まだ手に取っていない方は是非。
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映像化にはもってこいの作品
キャラとディテールで読ませる「このミス大賞」受賞の傑作
白鳥登場!しかしこのキャラ、必要ないと思います。
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読んだ。テンポがいいと言えばいいんだろうけど、2冊にするにはあっさりしすぎてちょっと拍子抜け。続編1冊につき1600円は出せないなー。文庫化待ちます。
映画の主人公は女性(竹内結子)なんですね。リングの時もそうだったけど、主人公の性別まで変えるのはどうなんかね。
投稿者 コニシ : 2008年03月22日 21:58